教育アドバイザ「哲宗先生」の回想録「雑感」

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・特進コース長・広報室長・教頭雑感 2007年1月14日(日)

私学は将来展望について真剣に考え、来るべき時代のニーズを検証し、自校にできることとできないことを認識した上で、 自校の強みを伸ばす工夫をすることが急務である。いわゆる経営戦略分野の「SWOT分析」とその実行が必要なのである。

進学校として受験指導型の授業のみを実施している私学は、時代が変化した時にすばやく体制を変更することが困難であるため、 迷走しかねない。今から独自の教育内容を企画・検討し、直ぐに教育モデルを実施していくことが必要である。 時代の変化、保護者ニーズの変化はすぐそこまで来ている。

私学が生き残るためには、自浄作用で内部変革していくことが大切である。私学の経営者は、今までの教育内容・手法を すべてリセットして、ゼロから再出発するくらいの気持ちを持つことが大切である。

現在の受験一辺倒の教育内容・手法を継続していけば、保護者・生徒が離れていくことは明白である。 「特色ある教育」内容を持ち、魅力ある学校生活を実現し、生徒がしっかりとした将来展望を持てる人材育成が持続的に 行われる私学だけが勝者と成りうる。いかに優秀な教員を確保して生徒を育成できるかが最重要テーマなのである。

今後更に優秀な教員を早期に育成する必要となるだろう。優秀な教員とはどこで学びどこで訓練を受けた人なのだろうか。

さて、教育内容については、事前に現状の偏差値偏重教育の弊害を保護者・生徒に適切に告知していくことが必要である。 就職のミスマッチを防止するために、就職後数年で退職してしまう現状を打破するために、しっかりとした「キャリアデザイン」 の構築が必要であることを保護者・生徒に適切に告知していくことが必要なのである。

その責務を私学は担っていると言える。小学校から大学を見上げるのではなく、就職から小学校を見下ろしていくという、 いわば「演繹法」で考えていけば、小学・中学・高校・大学のそれぞれの学年で何を学ぶべきかが明白となるだろう。

私学は高額な学費を支払っている保護者のニーズに応え、顧客満足度を上げていかなければならない。 そして適切なニーズを醸成していくことも同時に必要である。

私学が今後更に発展していくことが、日本の経済基盤の構築と健全な社会の構築に必要不可欠な要素なのである。 社会に出る際に必要な技能と教養を身につけ、国際社会に対応可能な人材の育成を私学経営者の方々に是非して頂きたいと 強く願っている。


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